【ハイライト動画あり】チャイニーズ・タイペイが連勝でグループBの首位に。WBSCプレミア12
「第3回WBSCプレミア12」は11月13日にグループBのオープニングラウンドが開幕し、この14日(木)は台北でナイトゲーム2試合が行われた。 【ハイライト動画】グループB ドミニカ共和国 vs. チャイニーズ・タイペイ
現地、午後7:00にプレーボールが告げられた『天母スタジアム』の1戦では、ともに初戦を落とした韓国とキューバが対戦。前日の試合では初回に大量失点を許した韓国だったが、この試合では先発のグァク・ビンが快調な立ち上がりを見せ、初回から2イニング連続でキューバ打線を三者凡退に打ち取る。
すると2回裏の攻撃で韓国打線が爆発。韓国は2死走者なしから下位打線の3連打で先制点を奪って試合を動かす。その後、韓国は四球で満塁とチャンスを拡大したところで押し出しにより加点。
続いて打席に入った3番キム・ドヨンが初球のフォーシームを完璧に捉え、打った瞬間にそれとわかるノーダウターの満塁弾をレフトスタンドへ運んでこの回一気に6点を奪って試合の主導権を握る。
キューバは3回以降、毎回走者を出しながらも打線が繋がらず、6回までスコアボードに「0」を並べる。試合はその後、韓国が8-1とリードして迎えた8回にキューバが7番ヨエルキス・ギベルトと代打ラファエル・ビニャレスの連続本塁打で3点を返し、最終盤へ突入。
しかし、このキューバの反撃は遅きに失する形となり、韓国が8-4で勝利を収め、1勝1敗とした。2連敗のキューバは、残りの対戦カードを考えると、スーパーラウンド進出は極めて厳しい状況となった。
◆試合結果 キューバ|0 0 0 0 0 0 1 3 0|4 韓 国 |0 6 0 0 0 1 1 0 X|8
現地時間の午後7:30に始まった『台北ドーム』での試合では、ともに白星発進を遂げたドミニカ共和国とチャイニーズ・タイペイが対戦。緊迫の投手戦は最後まで目が離せない展開になった。
試合が動いたのは3回。先攻のチャイニーズ・タイペイは、9番ジャン・クンユーが高めに浮いたボールを逃さず左翼スタンドへソロ本塁打を放ち1点を先制する。一方のドミニカは、相手先発ファン・ズーポンに手も足も出ず、6回まで無安打に抑えられる。