退団が噂されるMFマドゥエケをチェルシーは引き留めへ ニューカッスルがオファーと現地報道
今季は8ゴール3アシストを記録
チェルシーは今夏の移籍市場でも注目クラブの一つとなりそうだ。 スポーツブロードキャスターであるベン・ジェイコブス氏によると、チェルシーに所属するMFノニ・マドゥエケは現在ニューカッスル・ユナイテッドからオファーを受けているとのこと。しかし、チェルシーはこのオファーを拒否し、マドゥエケの引き留めに尽力するという。 下部組織時代をクリスタル・パレスやトッテナム・ホットスパーで過ごしたマドゥエケ。2018年からオランダのPSVの下部組織に移籍すると、その後はトップチームに昇格し、2023年の冬にチェルシーへと完全移籍していた。加入後は期待通りの活躍を見せられなかったマドゥエケだが、今季中盤から終盤にかけては徐々に存在感が増し、今季は公式戦34試合に出場し、8ゴール3アシストを記録するなど、クラブの6位フィニッシュに貢献していた。 そんなマドゥエケだが、現在ニューカッスルを始めとする多くのクラブが獲得に乗り出しているという。しかし同氏によると、今夏の移籍市場でチェルシーはクリスタル・パレスからバイエルン・ミュンヘンへの移籍が決定的となっているマイケル・オリーセの獲得に失敗したため、マドゥエケを売却する意思が全くないとのこと。クラブは新指揮官を務めるエンツォ・マレスカ監督の下で、マドゥエケが重要な役割を担うと確信しており、残留を強く望んでいるようだ。
構成/ザ・ワールド編集部