契約延長交渉中のクヴァラツヘリアにナポリ会長「意思をリスペクトすることが重要だが…」
ナポリが契約延長交渉中のジョージア代表FWフヴィチャ・クヴァラツヘリアの去就について、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長が21日、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューで語った。 2022年夏、ほぼ無名の存在ながらもナポリに加入すると大ブレイクを果たし、2022-23シーズンの33年ぶりとなるスクデット獲得に貢献したクヴァラツヘリア。今夏は、移籍のうわさが囁かれたが、アントニオ・コンテ指揮下の新生ナポリに残留してプレーし、ここまでセリエAで4ゴール2アシストを記録している。 23歳のクヴァラツヘリアは、ナポリと2027年6月末までの契約を結ぶが、年俸アップを目指して交渉中。ナポリは6月、ジョージア代表FWに対して500万ユーロ(約8.2億円)+ボーナス100万ユーロ(約1.6億円)のオファーを提示していたが、現在は、6月と同じ合計金額で、ボーナスの一部を固定給に加えた条件で再提示を行っているとみられる。 ただ、クヴァラツヘリア側の希望額は年俸800万ユーロ(約13億円)と高額。ナポリ側に、ジョージア代表FWの条件を受け入れる方針はないとみられている。それでも両者の間では、交渉が続けられており、来週中にも、決定的となり得る面会が控えている。 そんな中、ナポリ会長がイタリアメディアのインタビューで23歳FWの去就に言及し、意味深な発言をしている。 「このチームに所属する選手たちは、われわれが望む限り、ナポリに残る。退団するとしたら? 過去には例があり、われわれが問題としたことはない。選手たちの意思をリスペクトすることが重要だ。一方で選手たちも、われわれの投資をリスペクトしなければならない」