スピッツ、21年ぶりの日比谷野音ステージで魅了、「チェリー」「ロビンソン」豪華セトリ7曲
4人組バンドのスピッツが8日、東京・日比谷公園大音楽堂で行われた「日比谷音楽祭2024」に初出演し、21年ぶりに野音でパフォーマンスした。 午後6時45分開演の「Hibiya Dream Session1」に登場。「チェリー」で幕開けし、「ルキンフォー」「楓」を歌い上げた。 ボーカル&ギターの草野マサムネが「こんばんは。スピッツとしては(日比谷野音の)このステージに立つのは、何と21年ぶりということで」とあいさつすると、客席からは驚きの声が。「ライブ自体、4か月ぶりぐらいで。少し固いんですけれども」と照れ笑い。「(梅雨入りする)6月なのに、いい天気。最近、雨男なんですけど(笑い)、オレの雨パワーが負けるぐらい、皆さんのパワーがすごかった」と感謝した。会場の外には、音漏れを聴きに来たファンの姿も見られた。草野は「オレらの、(出演者)みんなの音を受け取る全ての人が、『音楽っていいな~』って思ってもらえるように頑張りますので、最後までよろしくお願いします」と呼びかけた。 その後は「優しいあの子」、「ロビンソン」、昨年公開された「劇場版名探偵コナン 黒鉄の魚影」の主題歌「美しい鰭」、「魔法のコトバ」という豪華セットリスト7曲で魅了した。ライブ終盤に再び登場すると、草野とKREVAによる「くればいいのに feat.草野マサムネ from SPITZ」、出演者全員の「空も飛べるはず」の合唱で盛大に締めくくった。 同音楽祭は2019年にスタートした、日比谷公園と、その周辺施設で開催する無料音楽イベント。9日も同所で。
報知新聞社