ユミルリンク、会員データとのひも付けにも対応可能なWebプッシュ通知サービス「Cuenote Push」
ユミルリンク株式会社は、メッセージングプラットフォーム「Cuenote(キューノート)」のラインアップに、Webプッシュ通知サービス「Cuenote Push」を追加し、11月25日から提供開始すると発表した。 Webプッシュ通知とは、PCやスマートフォンなどのデバイスに対し、Webブラウザ経由で120字程度の短い文章と画像を組み合わせたプッシュ通知を送信する機能。利用者が「通知許可」することによって継続的に通知を送れるようになる。企業側では利用者のメールアドレスなどの個人情報を取得する必要はなく、利用者側でも会員登録などの手続きは不要なことから、気軽に通知を受け取れるという。 今回発表されたCuenote Pushは、アプリ不要で、利用者のPCやスマートフォンに対してこのWebプッシュ通知を行えるサービス。ECサイトなどの会員情報とWebプッシュ通知の購読者データをひも付けることが可能で、会員・非会員を分けて通知を送ったり、属性に応じて通知を送り分けたりすることができる。 さらに、許諾を得るための通知画面のカスタマイズを行え、利用者のニーズに合った訴求が可能な点もメリット。また管理面では、表示率やクリック率を配信レポートからグラフィカルに確認でき、分析・改善をスムーズに行えるとした。 ユミルリンクでは、ECサイトでのセールの開始・終了前にプッシュ通知を送ることで、Webサイトへの来訪者増加を見込めるほか、ニュースサイトが新着記事の更新とともに通知し、重要なニュースをいち早く読者に届けるといった使い方も可能としている。 価格は、月額費用が2万2000円(税込)から。
クラウド Watch,石井 一志