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セレブ界に広がる暴露本ブーム。ブリトニー・スピアーズ、ジェイダ・ピンケット・スミス、ジョン・ステイモスらが回顧録という形で過去の恋人やパートナーとのあれこれを赤裸々に綴りニュースを賑わせているが、今度はミーガン・フォックス。今週『Pretty Boys Are Poisonous（原題）』を出版した。

しかし今回は回顧録ではなく詩集。SNSでも文学的な表現を度々披露しているミーガンらしい表現手段である。そのためはっきり実名を言ったり描写したりしない匂わせ表現も多々あるのだが、この中に流産について書いていると思われる作品が見つかった。

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ミーガン曰く「ベッドの脇には超音波検査機があった。10週と1日。もし遺書が残せたなら彼女は遺書を残したかったと思う？」「でも今、私は別れを告げなければならない。彼らが私の内側からあなたを引き剥がすとき私は目を閉じて、胸にあなたをしっかり抱きしめる場面を想像する」。さらに「どんな代償でも払うから、彼女の魂の身代金はいくらなのか教えて欲しい」とも。本の最後には赤ちゃんを抱いている女性のイラストも添えられている。

ミーガンは流産の時期や父親の名前を明かしていない。しかし彼女とくっついたり離れたりしているマシンガン・ケリー（MGK）が父親だと見られている。彼は2022年3月にリリースしたアルバム「Mainstream Sellout」に収録されている「Twin Flame」で心拍音を使い、「眠りなさい/夢で会おう」「これですべてが変わる/僕は君を自由にしなくてはいけない」と歌っているが、赤ちゃんのことを指しているのではないかとファンの間で囁かれていた。またMGKは同年5月のビルボードミュージック・アワードでこの楽曲をパフォーマンスするとき「妻と生まれてこなかった子どものために書いた曲だ」と紹介していた。

ちなみに詩集の中には、実名は出していないがMGKと見て間違いなさそうな「32歳のナルシスト」について書いた作品も多くある。ミーガンは「美しい少年は死のドラッグ」と題した作品で彼のことを「真実の愛」と称えつつ「善意を装う自己満足のロックスター」と呼んでいる。「あなたはどんなに祈っても治らない依存症そのものだ」「あなたは私を殺すが、私の心はあなたを諦めない」。自分が彼への愛の依存症になっていることを匂わせている。

2人は2022年1月に婚約したが、2023年2月に破局の噂が浮上。ミーガンがMGKの写真をインスタグラムから全削除してしまったことが噂の発端になったが、今は復縁したと伝えられている。 ミーガンによると「これらの詩はこれまで沈黙してきたために私の中に深く根付いた病を取り除くために書いたもの。私は男たちの秘密を守ることに人生を費やしてきた。彼らの罪の重荷を背負い、私の体は痛みを覚える」。しばらくファンやマスコミの間で深読みが続きそう。