「海に眠るダイヤモンド」正体判明のいづみ、1話目に伏線ちりばめられ スマホケース、原価率…
24日に放送されたTBS日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」では、ついにいづみ(宮本信子)の正体が判明。それを踏まえて1話を振り返ると、いづみの正体が分かる伏線が散りばめられていた。 【写真】「海に眠る」第1話に一瞬映った、いづみ 食堂場面の手元に「えっ」 自分はいづみの孫ではないか?と考え始めた玲央(神木隆之介)は、やはりいづみの孫である千景(片岡凜)、星也(豆原一成)とともに、端島のことを図書館で調べ出す。その場に、星也は、父親が隠していたという玲央のDNA鑑定通知を持参。開封して見てみると、玲央はいづみの孫ではないと記されていた。 がっくりする玲央。すると千景が、なぜ玲央は「いづみさん」と呼ぶのか?と質問。当然下の名前だと思っていた玲央だが、千景は、いづみは旧姓が「出水(いづみ)」だといい、下の名前は「朝子」だと説明。そう、端島の食堂の看板娘・朝子がいづみだったのだ。 それが分かってから1話目を見直すと、ちらちらと伏線がちりばめられていた。 まずはいづみが玲央にホストクラブに連れて行ってもらった際、自分のスマホケースを見せて「キラキラしたものが大好き」などと言っていた。端島の朝子もガラスなどのキラキラしたものが大好きで、哲平(神木隆之介)がくれた一輪挿しの瓶を大切にしていた。また賢将(清水尋也)からのガラス細工の土産を楽しみにしており、食堂に飾っていた。 また、いづみが玲央を突然朝食に誘い、長崎に連れて行ってしまうシーンがあった。そこでちゃんぽんを一緒に食べるが、玲央がちゃんぽんを食べる際に一瞬、朝子が家族で営んでいた「銀座食堂」の器のちゃんぽんが回想として差し替わっていた。玲央はちゃんぽんを「おいしい」とパクつくも、いづみは一口すすると「普通」とバッサリ。自分の家の食堂のちゃんぽんが一番おいしいと思っている朝子らしい反応だ。 いづみは自宅での食事にもキクラゲを家政婦に作らせており、息子から嫌がられている。端島の哲平(神木隆之介)も食堂でちゃんぽんにきくらげを入れていたのを朝子は見ていた。また哲平との電話で、飲食店の原価率の話もしていたが、今思えば、食堂の娘だからこその視点だったかもしれない。 ネットも、いづみ=朝子と分かってTVerや録画を見直した人も多く「そうか、だから第1話の時に『キラキラしたもの好き』って言ってたんだ」「5話でいづみさんの正体を知った上で1話を見返すと、色々込み上げてくるね…」「誰だか分かった上で1話から見直したらこれまでの色々な伏線が回収できるやつですね」などの声が上がっていた。