2Gでメモリアルマッチに華を添えたケイン! 代表100キャップ到達「できるだけ記憶に残る夜にしたかった」
イングランド代表FWハリー・ケイン(バイエルン)が、フィンランド代表戦を振り返った。10日、イギリスメディア『スカイ』が同選手のコメントを伝えている。 UEFAネーションズリーグ(UNL)リーグB・グループ2の第2節が10日に行われ、イングランド代表とフィンランド代表が対戦。試合は立ち上がりからイングランドがリズムを握ったものの、スコアレスのままハーフタイムに突入する。それでも57分にケインの得点で先制し、76分にも同選手が追加点を獲得。イングランドが2-0で勝利を収め、UNL連勝を飾った。 この試合で代表通算100キャップ目を記録し、イングランド史上10人目の快挙を成し遂げたケイン。自身のメモリアルマッチでの勝利を振り返ったストライカーは、「完璧な夜だった。自分の100キャップ目として、できるだけ記憶に残る夜にしたかった」とコメント。続けて、「2ゴールを決めてチームの勝利に貢献できたことは、ほぼ完璧だった。今夜の最初のゴールは間違いなくベストゴールに入るね」と母国を白星に導いた得点について言及している。 また、3点目の可能性を残しながら79分にピッチを退いた点については、「ハットトリックを狙えるだけのシュートは打ったんだ」と反省を口にしつつ、「リー(・カーズリー監督)はこれから始まるたくさんの試合について話していたから、恨みはなかったよ」と指揮官の判断を尊重している様子だ。 さらに、「若い頃から、自分がやってきたようなことを成し遂げられるかどうか疑われてきた」とキャリア初期を回想。「それが集中力を保つ助けとなった。選手として批判を受けるのはいつものことだし、物事が思うように運ばないときは、このレベルを維持し、プッシュし続けたいというハングリー精神が内側にあるものだ」と述べつつ、「僕は限界に挑戦し続けたいし、今夜もそれを示した。10月になれば、また準備万端で臨めるだろう」とさらなる活躍を誓っている。
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