【2025年の皇室展望】悠仁さまデビュー、愛子さま晩餐会出席、両陛下のトランプ氏訪問、そして佳子さまご結婚の行方
■ 令和初の国賓だったトランプ氏、天皇皇后両陛下の訪米は実現するか 天皇皇后両陛下も来年は引き続き、多忙な日々を送られるものと思われる。 まず気になるのは、1月に就任するトランプ大統領の動向だ。トランプ大統領は、懇意にしていた故安倍晋三元総理の妻・昭恵夫人とすでに会って旧交を温めていたが、石破茂総理にはけんもほろろの対応だという。 一方、両陛下とトランプ大統領夫妻は、国賓として2019年5月に来日した際に、通訳をはさむことなく親しく歓談され、トランプ大統領の押しの強さも影を潜め、敬意を示していた様子だった。 日米の関係性がこれまで以上に重要となる今年は、政府関係者から両陛下の訪米を望む声も上がるのではないだろうか。そうなればトランプ大統領としても、大いに歓迎してくれるはずだ。 「トランプ大統領は令和になって最初の国賓でしたから、日米の関係の深さや重要性は承知しているでしょう。皇后陛下は長らくアメリカで暮らし、ハーバード大学を卒業されていますので、トランプ大統領も親近感を抱いていると思います」(前出・山下氏) もちろん、あくまで皇室の外国訪問は、相手国からの招待があって実現するものだが、トランプ大統領が意欲を示せば可能であろう。心配なのは雅子さまが、太平洋を越える長時間の旅程が体力的に負担にならないかという点だ。 だが、2022年9月のエリザベス女王の葬儀、そして昨年のチャールズ国王からの招待にも、雅子さまは陛下とともに英国を訪問されている。長時間の旅程に対する不安は、今やかなり払拭され、体調への自信を得ていらっしゃるのではないかと拝察する。 「皇后陛下のお誕生日に際して出される『医師団見解』には、毎年のように『御快復の途上にあり、依然として御体調には波がおありです』という文言が入っています。今年も同じような内容でした。 プラス面は書かれていませんでしたが、逆にマイナス面も書かれていませんでしたので、ご公務は、今までどおりのペースで可能だと医師団は見ているのでしょう。当然、年に一度の外国ご訪問も可能だと判断されていると思っています。アメリカは皇后陛下にとって行きやすい国でしょうから、訪米の可能性は十分あるでしょう」(山下氏) 愛子さまはブラジル、両陛下はアメリカへ。時期は今年の秋ごろが有力との見方があるが、それも水面下での調整次第だろう。