肝心なことを見落としていない?リバウンドをしないために知っておきたいたい5つのこと
ダイエットを行う上で最も大切なことは、健康という土台を崩すことなく目標が達成できるか。 【写真】10kg落とすために変えるべき「10のこと」【米専門家が監修】 今のダイエットは健康を無視し、いかに短期間で結果を出すかの競争になっていると語るのはパーソナルトレーナーの林健太さん。 「効率よくダイエットをしたつもりなのに、あっという間にリバウンドを経験してふり出しに戻ってしまう。もしくはダイエットを始めた時以上に体重が増えてしまったという人もいるでしょう。実は効率が悪いように感じる方法こそが、健康を保ちながらリバウンドせず美しさを保つダイエットに繋がります」。 体重という数字だけを落とすことは誰でも簡単にできる。しかし、理想的なライフスタイルを確立して常に満足できる美しい状態をキープしている人はほとんどいない。健康についてのあらゆる情報があるなかでも、場合によっては予想外なことが肝になるという。林さんが挙げる、5つの例を見ていこう。 ▼林 健太(はやし・けんた)さん 幼少期よりプロレスラーに憧れ、中学生の頃からジムに通い始め、高校・大学はアマチュアレスリング部に所属。 卒業後、一度は就職するもプロレスラーの夢を諦めきれず2011年プロレスリング・ノアに入門。練習中の怪我により 選手としてデビューすることはできなかったが、トレーニングを続けることで心身のモチベーションを維持し続けたことがきっかけでトレーナーとしての活動を始める。
①たんぱく質より糖質と脂質
「筋肉をつけ代謝の良い体にすることはダイエットを行う上で、たんぱく質が大切というのは正解ですが、その代償として糖質や脂質が極端に少なくなってしまうと、せっかく摂ったたんぱく質も体は筋肉の材料よりもエネルギーとして使ってしまいます」 筋肉はエネルギーを使う組織なので過剰な筋肉は体にとってはお荷物。エネルギーとして利用効率の良い糖質や、貯蔵効率の良い脂質が少なければ、筋肉という重い荷物をどんどん荷解きしていく他ない。 「糖質や脂質にはたんぱく質をエネルギーに変えないようにする節約効果もあります。ダイエットで摂取エネルギーが減っていく場合にはたんぱく質を増やしすぎずにエネルギー源である糖質のバランスもしっかり増やしていきましょう」 特に運動後はプロテインのみではなく、使ったエネルギーを同時に補給できるようにしっかりと食事を摂るようにしよう。