電動キックボード初見プレイ! 最初から上手く乗れるものなの?
はじめての電動キックボードを体験した。「電動キックボードとはどんなものだろうか」「まだ乗ったことがない」という人に伝えるため、“初見プレイ”に挑戦。 【もっと写真を見る】 ■広い場所で思いきり乗り回せるイベントがあった
ちょっとした移動に便利そうな、電動キックボード。都内に住んでいる私にとっては、最近、レンタルのものが普及しているように感じる。 ただ、乗り方やレンタルの方法がよくわかっていなかったので、これまで一度も乗ったことがなかった。そんな自分が、思いきり電動キックボードを乗り回せるチャンスがやってきた。 東京都は、“持続可能な新しい価値”を生み出す「Sustainable High City Tech Tokyo = SusHi Tech Tokyo」を推進する取り組みとして、2024年4月から5月にかけて東京ベイエリアにて「SusHi Tech Tokyo 2024」を開催している。 そんなSusHi Tech Tokyo 2024においてさまざまなテクノロジーやエンターテイメントを体験できるイベント「ショーケースプログラム」の会場のひとつ、「海の森エリア」にて、はじめての電動キックボードを体験した。 「電動キックボードとはどんなものだろうか」「まだ乗ったことがない」という人に伝わるよう、“初見プレイ”でレビューしよう(正確には「初見」ではないが)。 なお、電動キックボードといってもさまざまなモデルがあり、筆者が乗ったのはあくまでそのひとつであることには留意してほしい。 ■思った以上に操作はシンプル 海の森エリアで体験できる電動キックボードは、後輪が2つ付いている。 会場スタッフに聞いてみると、後輪が2つ付いているデザインは、これから普及していくと予想されるモデルらしい。停止している状態のスタンディングは安定性があり、「倒れるかも」という心配はなかった。 筆者が試乗したモデルの操作方法は、以下のとおり。 ・右ハンドルのアクセルを親指で押すと前進 ↓ ・左ハンドルの「R」を親指で押すと後進 ↓ ・ブレーキは、原付・自転車などと同様にハンドルに付いており、握ることで作動する ↓ ・ハンドルの中心にある「▲▼」のボタンで「高速・低速」を選べる (最初はめちゃめちゃビビっていたが)思った以上に操作はシンプルで、簡単に運転できるのが便利だと思った。走ってみると、右手の親指でプッシュするだけで移動できるので、当然疲れない。最初から、いきなり上手く乗れてしまった。 自分の足で移動するよりはるかに速いので、安全に気を付けて交通ルールを遵守し、走るべきところを走れば、急いでいるときには有力な選択肢になるだろう。 何よりも、ショーケースプログラムの海の森エリアで走らせると海風が気持ちいい。会場となる「海の森水上競技場グランドスタンド」の広々とした敷地で、周りを気にせず電動キックボードを体験できる。 海の森エリアで電動パーソナルモビリティ(自転車、キックボード)に誰でも自由に乗れる「フューチャーモビリティ ~ライドパーク~」は5月21日(火)まで開催中(開催時間は11時~17時)。街中で走る前に、ここで体験してみるのもいいかもしれない。 文● 松永/ASCII