BEYOOOOONDS新曲 JR東海とコラボ「旅のお供に」
ハロー!プロジェクト所属のアイドルグループ「BEYOOOOONDS(ビヨーンズ)」が5枚目となるシングルを発売した。収録曲の「GoCityGo」は歌詞に東海道新幹線全17駅の駅名が登場し、JR東海とのコラボ企画に起用されている。メンバーの西田汐里と岡村美波が静岡市駿河区の静岡 新聞放送会館を訪れ、「旅のお供にしてほしい」とPRした。 俳句や川柳の「五・七・五」の調べを取り入れ、東京-新大阪間の駅名や「ひかり」「こだま」などの単語がちりばめられた楽曲。関西出身の2人は帰省や仕事でよく新幹線を利用するという。JR東海との企画では、新幹線車内でスマートフォンなどを使ってメンバーのトークを聞くことができるほか、デジタルスタンプラリーや各駅でのポスター掲示などもある。西田は「歌とダンスで新幹線に乗る時のわくわくする気持ちを表現している。一緒に旅する気分で(JR東海との)企画も楽しんでほしい」と呼びかける。 ミュージックビデオは東京駅から新幹線で三島市にウナギを食べに行くというストーリー仕立て。同市では、2019年に国内最長のつり橋「三島スカイウォーク」でデビュー取材会を行った。当時富士山を前に「日本一」を誓った“出身地”を再訪し、「メンバーの仲も三島との縁もさらに深まった」(西田)。グループは日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞し、舞台に挑戦するなど着実な歩みを見せるが、2人は「まだまだ富士山の5合目くらい」と声を合わせ、伸びしろを強調した。 新譜にはこのほか、切れのあるダンスとハモりが特徴のファンクナンバー「灰toダイヤモンド」と「失敗をばねに」とのメッセージを込めた「フックの法則」を収録。西田は「今のビヨーンズを詰め込んだ一枚」と自信をのぞかせ、岡村は「私たちのことをもっと知ってもらえたら」と話した。
静岡新聞社