庁舎建て替えめぐり「住民投票必要ない」熊本市長が反対の意向
熊本朝日放送
熊本市の大西一史市長は、庁舎建て替えの賛否を問う住民投票条例案に反対する意向を示しました。 大西一史市長 「私は新庁舎建設の賛否を問う住民投票条例を制定する必要はないと考えています」 熊本市の庁舎建て替えの賛否を問う住民投票の実施を求める市民団体は、12月、必要な署名数を集め大西一史市長宛てに、条例制定を直接請求しています。 大西市長は7日の議会運営委員会で、これまで市議会で議論を重ねたことや合併推進債を活用するため、今年3月の設計の着手が条件であることを理由に、住民投票条例案には反対する方針を示しました。 反対の趣旨の意見をつけた条例案は、14日に開会する市議会に提出される予定です。