縦横無尽の攻めを見せる小原丈一郎

　佐世保競輪の開設74周年記念G3「九十九島賞争奪戦」は3日目が終了。22日の最終日9RでレインボーカップA級ファイナルが行われる。 　3着までがS級に特別昇級する。来期もA級なのが小原、梁島、橋本の3人。坂田―松本―佐方で連係する九州トリオは脅威だが、特昇を狙う2人で組む北日本を中心視。万能な小原が縦横無尽に動いて激戦を制す。坂田が果敢に風を切れば松本の単も互角。 　＜1＞坂田康季　佐世保は3回走って全部V。九州の先頭で自力。 　＜2＞小原丈一郎　12月に入って静岡に冬季移動。バンクで練習できているのは大きい。自力自在。勝てるように何でもやっていく。 　＜3＞棚瀬義大　脚自体は変わっていなくて、最近は展開が向いている。佐世保は初めて。自力で。 　＜4＞松本秀之慎　最終的にはこの並びがラインとして一番いい形じゃないかと。坂田さんへ。 　＜5＞梁島邦友　前回から新車で感触はいい。自力。 　＜6＞小嶋敬二　特別昇級なら最年長記録。すぐにS級に戻るけど、記録に挑戦したい気持ちもある。棚瀬君の番手。連係は初めて。 　＜7＞武藤篤弘　体調的には上向き。初連係の梁島君。 　＜8＞佐方良行　前走後もいつもと変わらず。松本君。 　＜9＞橋本智昭　調子は変わらずいい。初連係の小原君に任せる。