「児童手当拡充」はいつから?所得制限がなくなるって本当?
「児童手当拡充」では、所得制限が撤廃される予定
厚生労働省の「こども未来戦略方針」によれば「児童手当拡充」では所得制限が撤廃される予定です。 子どもの養育者の所得が高くても、子どもへ十分にお金をかけられていない場合もあるでしょう。所得制限が撤廃されれば、これまで養育者の年収が高いために児童手当を受け取れなかった世帯も児童手当を受け取ることができます。 また、所得制限が撤廃されることに加えて、以下の点も変更される予定です。 ●支給期間を高校生年代まで延長 ●第3子以降は月額3万円支給 実際に、いつから支給要件が変更になるのか気になる方もいらっしゃるでしょう。「児童手当拡充」は2024年10月分から適用され、2024年12月から支給開始となる予定です。
児童手当の所得制限はなくなる予定である
「児童手当拡充」が予定通り実施されれば、従来の所得制限が撤廃され、養育者の年収にかかわらず、すべての子どもが児童手当を受け取れるようになります。 しかし「児童手当拡充」はまだ方針が示された状態で、正式な施行はされていません。今後は拡充の時期が変更になる可能性もあるため、政府の動向を注視していくことをおすすめします。 出典 自由民主党 危機突破のための少子化対策に向けて 6抜本的・総合的な少子化対策~大胆な所得再分配による結婚・妊娠・出産・子育ての希望実現~(5)多子世帯への支援(29ページ) こども家庭庁 児童手当制度のご案内 厚生労働省 こども未来戦略方針 ~次元の異なる少子化対策の実現のための「こども未来戦略」の策定に向けて~(13ページ) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部