J1のFC東京、松橋力蔵監督の就任を発表 上位争いへ「全力で取り組んでまいります」
クラブが公式発表
J1のFC東京が12月21日、松橋力蔵監督の就任を発表した。13日にアルビレックス新潟の監督を退任していたなかで、ピーター・クラモフスキー監督の後を継ぐことになる。 【写真】「なんだこれ」感動呼んだFC東京サポーターの手作りの横断幕「泣ける」 現在56歳の松橋監督は2020年まで横浜F・マリノスのコーチを務め、翌年に当時J2だった新潟のコーチに就任。22年から監督へ昇格すると、そのシーズンでチームをJ2優勝とJ1昇格に導いた。トップカテゴリーでは昨季10位、今季は16位と成績こそ振るわなかったものの、ポゼッションベースの戦術に対する定評は高かったなかで、今季限りでの退任が決定。FC東京でその手腕を振るうことが期待される。 FC東京は今季、負けなしのあとに勝ちなしが続くなど波に乗れず。ルヴァンカップはプレーオフラウンドでサンフレッチェ広島、天皇杯は3回戦でジェフユナイテッド千葉に敗れ、リーグ戦は7位でフィニッシュ。11月19日にクラモフスキー監督の今季限りでの退任が発表されていた。 松橋監督のコメントは以下のとおり。 「東京に関わるすべてのみなさまへ。みなさま、はじめまして。2025シーズンより東京の監督を務めさせていただくこととなりました松橋力蔵と申します。はじめに、このような素晴らしい機会を与えてくださったことに感謝を申し上げます。みなさまに信頼されるよう、ベストを尽くし、東京を愛するみなさまとともにスタジアムが熱狂の渦に包み込まれるように全力で取り組んでまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます」
FOOTBALL ZONE編集部