冬の絶品料理!必ず喜ばれる「ねぎワンタン」斉風瑞さんがレシピを伝授
人気のダイニング『斉』の斉風瑞さんに、コース料理から「ねぎワンタン」のレシピを教えてもらった。出すと必ず喜ばれる一品。ねぎワンタンは多めに作ってもすぐになくなるおいしさ! 【写真】大人が満足する「美味しいレストラン」
“香味野菜に回しかけるあつあつの油の音も「ごちそう」なんです。”
ねぎワンタン
●材料 2人分 ワンタンの皮…30枚 [肉だね] 豚ひき肉…100g 干ししいたけ(水で戻してみじん切り)…1枚分 ゆでたけのこ(みじん切り)…10g 長ねぎ(みじん切り)…10g ごま油…小さじ1 [肉だね調味料] 醤油…小さじ2 酒…小さじ1 こしょう…少々 [薬味]長ねぎ…10g みょうが…1個 青じそ…2枚 合わせ醤油…大さじ1½(醤油…大さじ1/2、市販のだし醤油2種…各大さじ1/2) (斉さんは「ヒガシマル 牡蠣だし醤油」と「鎌田醤油 だし醤油」をブレンドして使用) 米油…大さじ3 ●作り方 ❶薬味を用意する。長ねぎとみょうがは縦半分にし、斜めの薄切りに。青じそはせん切りに。切り終えたら水にさらして辛味をとる。 ❷肉だね用の長ねぎにごま油をまぶす。 ❸ボウルに豚ひき肉と干ししいたけを入れ、肉だね調味料を加えて練る。ねばりが出たら、長ねぎ、ゆでたけのこを加えて軽く混ぜる。 ❹ワンタンを包む。肉だねは均等な厚さにして包むのがコツ。 ❺鍋に水(分量外)を入れて湯を沸かし、ワンタンを約1分ゆでる。 ❻⑤の湯をきって器に盛る。①の薬味の水をしっかりきってワンタンにのせ、好みでこしょうをふり、合わせ醤油をかける。 ❼別鍋に米油を入れて熱し、煙が立ったら⑥にかける。
肉だねをワンタンの皮で包むときは、肉だねを均等な厚さにし、2つ折りに。中心に折り目を寄せるときれいに仕上がる。打ち粉は刷毛で払う
斉風瑞 さい ふうみ●東京・表参道の『中華風家庭料理 ふーみん』オーナーシェフとして45年間厨房に立つ。70歳をきっかけに勇退し、出張料理人などを経て’21年に一日1組のダイニング『斉』をオープン。近著に『ふーみんさんの台湾50年レシピ』(小学館)。 撮影/竹内章雄 スタイリスト/肱岡香子 取材・原文/安齋喜美子 ※エクラ2023年12月号