『アンブレラ・アカデミー』シーズン4、フィナーレ感漂う予告編&キービジュアル公開
8月8日よりNetflixにて世界独占配信されるNetflixシリーズ『アンブレラ・アカデミー』シーズン4の予告編とキービジュアルが公開された。 【写真】Netflixシリーズ『アンブレラ・アカデミー』場面写真 本作は、特殊能力を持つ兄弟姉妹がヒーローとして活躍し脚光を浴びた“その後”を描く、王道ヒーローの真逆を突き進む“家族”の物語。シーズン4が最終シーズンとなる。 全てのはじまりは1989年。妊娠していないはずの女性が突然出産するという出来事が世界各地で頻発。奇人の大富豪ハーグリーブズはその中の7人を養子にし、幼少時から厳しい訓練を行い、ヒーロー集団“アンブレラ・アカデミー”を結成した。番号で呼ばれていた子どもたちは、最初こそ大活躍し人気を集めていたが、あることをきっかけに解散。それぞれの人生を歩んでいたが、ハーグリーブズの急死によって再び集うことに。久々の再会で早速ギスギスする彼らだが、そんな中、この兄弟姉妹が引き金で“世界滅亡”の危機が迫っていることが判明。アンブレラ・アカデミーは仕方なく、その事態の回避に挑んでいく。 “1号”ことルーサー(トム・ホッパー)は、アカデミーのリーダー的存在で、能力は「強靭な肉体と怪力」の能力を持っている。“ザ・ヒーロー”な力を持つが、あまりに生真面目すぎて愚直な謎行動に走ることも。 “2号”ことディエゴ(デヴィッド・カスタニェーダ)は、ルーサーにバチバチに対抗意識を燃やす次男で、「ナイフの軌道を変えられる能力を持っている。正義感が強く面倒見も良いが、つい見栄を張るというかわいらしくも面倒な一面が。 “3号”ことアリソン(エミー・レイヴァー=ランプマン)は、凛としたしっかり者で、「囁いた言葉通りに相手を操る」能力を持っている。他人の人生を容易に左右できるほどチート級の力だが、娘の子育てにこっそり力を使っていたことが夫にバレて離婚している。 “4号”ことクラウス(ロバート・シーハン)は、どこかカリスマ性に溢れた存在で、「死者と会話できる」能力を持っている。酒や薬に溺れがちで自堕落な性格で、兄弟姉妹からも冷ややかな目で見られることが多い変わり者。しかし人一倍優しい心を持っていて、意外と問題解決の鍵になることも多い。 “5号”ことファイブ(エイダン・ギャラガー )は、見た目は子ども、頭脳は大人の53歳。「空間・時間移動」の能力を持っている。ナルシストな面もあるが、力を使い未来を見に行くなど、あらゆる暗躍で大活躍する。 “6号”のベン(ジャスティン・H・ミン)は、「身体からタコのような触手を出せる能力」を持っているが幼少期に死んでおり、周囲からは見えない。それでもよく皆のそばにいて、死者と話せるクラウスだけが彼と話せる。なかなかの常識人で、クラウスの話し相手になったりアドバイスをしたりと頼れる存在だ。 “7号”ことヴァ―ニャ/ヴィクター(エリオット・ペイジ)は、他の皆と違って能力がないことで孤独感を抱くバイオリン奏者。そのコンプレックスから、アカデミーの暴露本を出版したこともあり、兄弟姉妹とは距離が生じてしまっていた。しかし実は、“地球滅亡”の元凶にもなり得る、とある強大な力を秘めている。 これまでの3シーズンでは、次々訪れた滅亡の危機を“一応”阻止することに成功。しかしそのときの行動が別の滅亡の可能性を生み、再びそれに対処するというループに悩まされてきた。 公開された予告編では、前回の回避に成功した対価に力を失ってしまった彼らが、平穏な生活を見つけようともがく姿も描かれている。しかし、そこに再び新たな脅威が発生。過激な思想を持つ謎の団体も現れ、アンブレラ・アカデミーは渋々危険を冒しながら、もう一度だけ団結しなければならなくなる。 本作の“お別れ”となる最終シーズンについて、ヴィクター役のペイジは「紆余曲折があり、もちろんアクションもある」と語り、ディエゴ役のカスタニェーダは「相変わらずイカれてる。ほろ苦くてムダがない。そしてエキサイティング」、そしてアリソン役のレイヴァー=ランプマンは「お決まりの悪ふざけがたっぷり」とコメントしている。
リアルサウンド編集部