ポール・ポグバ(C)GettyImages

アーセナルOBのバカリ・サニャ氏は、ドーピング違反による処分後の再出発を図るポール・ポグバについて語った。 ポグバの次の行き先は？ドーピング禁止処分軽減で新天地は… 昨シーズンの開幕戦後に行われたドーピング検査で陽性反応が発覚し、今年2月にイタリアのアンチドーピング裁決機関から2027年9月まで4年間の出場停止処分が科されたポグバ。しかし、本人はスポーツ仲裁裁判所（CAS）に異議申し立てを行っていた。そして4日、出場停止期間が18カ月まで大幅に軽減されることに。2025年3月にはピッチに復帰できる可能性が高まっている。 そんなポグバだが、将来には大きな注目が集まっている。ユヴェントスとの現行契約を2026年まで残している中で本人は「ピッチに立ちたい。まずはユヴェントスで」と語っていたが、現地メディアの間では契約解除が濃厚と伝えられている。さらに新天地候補としてメジャーリーグ・サッカー（MLS）の複数クラブの名前が挙げられていた。 しかしサニャ氏は、フランス代表の同胞であるポグバへ自身の古巣を勧めている。『Paddy Power』のインタビューで、アーセナルこそ理想の新天地だと語った。 「プレミアリーグはポグバに合っているよ。彼がアーセナルでプレーするところを見たいね。素晴らしいことになるだろう！彼には経験があり、若い選手たちと一緒にプレーすることが大好きだ。そういう時が最も効果的なんだよ。アーセナルは若くて、フレッシュなチームを持っている。アーセナルのユニフォームを着てプレーしているところが目に浮かぶよ。ファンも彼を愛するはずだ」 なお一部では、ポグバはフランス代表復帰を目指しており、ディディエ・デシャン監督の評価を上げるためにもヨーロッパ強豪クラブでのプレーを望んでいるとも伝えられている。様々な可能性が浮上する中で、本人はどのような決断を下すのだろうか。