西興一朗「ウルトラマンアーク」で4大特撮制覇 アバレンジャーから20年、未来につなげるヒーローの力
ニュージェネレーションウルトラマンシリーズ通算12作目となる、新テレビシリーズ「ウルトラマンアーク」の放送がついにスタートした。同作で怪獣防災科学調査所(SKIP)の所長・伴ヒロシを演じているのは、かつてスーパー戦隊シリーズ「爆竜戦隊アバレンジャー」でアバレッド/伯亜凌駕役を務めた西興一朗だ。ヒーローから一転、本作ではどのような役柄を演じているのか。放送に合わせてインタビューに応じた西が、特撮作品や「ウルトラマンアーク」についての思いを語った。 【動画】西興一朗、「アーク」出演がバレそうに!?スーツアクター岩田栄慶との裏話
スーパー戦隊からウルトラマンへ
西といえば、昨年出演したVシネクスト『爆竜戦隊アバレンジャー20th 許されざるアバレ』も大いに話題になった。「何よりファンの方に喜んでいただけたので、それがすごく嬉しかったです」とその手応えを語る。スーパー戦隊シリーズで主演を務めただけあり、東映特撮のイメージが強い西だが、ウルトラマンシリーズについては「もちろん、子供の頃から大好きでした。僕がよく覚えているのは、当時再放送していた『ウルトラマンタロウ』。後は『ウルトラセブン』も観ていた記憶があります」と振り返る。
1児の父でもある西だが、近年は親子揃って「ウルトラマンデッカー」にハマっていたという。奇しくも「デッカー」には同じ戦隊OBの谷口賢志がデッカー・アスミ役(第14&15話)で出演しており、「彼はスーパー戦隊、仮面ライダー、ウルトラマンと3大特撮を制覇しているんですよね。僕は変身こそしてないけど、宇宙刑事シリーズ(※『宇宙刑事シャリバン NEXT GENRATION』)にも出演しているので、『ウルトラマンアーク』で4大特撮制覇ですよ!」と胸を張る。
「アーク」への出演は、前述した「デッカー」に興味を持ったことがきっかけになった。「『デッカー』を観て、自分も出てみたいとマネージャーに意向を伝えていたんです。だけど、仮に実現してもゲストくらいで、まさかレギュラーだとは思ってもみませんでした。やっぱり自分の子供に喜んでもらいたかったんですよね」と出演経緯を語る。