なつぽい（左）に向けマイクを握る渡辺桃

　女子プロレス「スターダム」の極悪軍団「H．A．T．E．」渡辺桃（24）が、ワンダー王者のなつぽい（29）に不穏予告だ。 　タッグリーグ戦「ゴッデス・オブ・スターダム」（26日、新宿で開幕）参加チームが16日に発表され、渡辺とテクラとのゴッデス王者コンビはブルーゴッデスにエントリー。都内で行われた会見には、テクラが負傷欠場中のため渡辺だけがベルトを持って出席した。 　テクラからはビデオメッセージが届き、その中で「今日は会見に出席できなくてすまない。もちろんタッグリーグには間に合うように日本に帰ってくるつもりだ。だけど約束はできない。なぜならケガをしているからね」と包帯が巻かれた右手を指さした。 　ただしサングラスに水着姿でプールサイドを闊歩するテクラは、トロピカルドリンクを手にしていた。バカンスではないと信じたいが…。さらに「チャンピオンだから好きにやらせてもらうよ」と予告すると、なつぽいと岡田太郎社長に向けて侮辱の言葉を吐き捨てた。どうやらテクラの右手は、なつぽいのワンダー王座に挑戦した5日の名古屋大会で負傷したようだ。 　ニヤニヤしながらテクラの映像を見ていた渡辺は「とにかくゴッデスチャンピオンがこのリーグ戦に出ることをありがたく思えよ。てか、私たちが出るのにゴッデス（のベルト）に触れてきたのは少ししかいねえし、実力もねえのにふざけるしか脳がねえのか？　くそつまらねえコメントで長々としゃべりやがって」と他チームを断罪だ。 　さらに同じブロックに安納サオリとのコンビでエントリーしたなつぽいに目を向ける。「私が相手にするのは同門対決の吏南＆（稲葉）あずさ、そしてクソぽい！　テメーがケガさせたんだってな、テクラの手を。どうなるか楽しみにしておけよ。ケガさせた代償、払ってもらうから」。何やら不穏な空気が充満してきた。