コラボ熱望のウルフルズに大阪・松井知事「先祖と家族の了解が」
大阪文化芸術フェス・オープニングは「ウルフルズ」
コラボ熱望のウルフルズに大阪・松井知事「先祖と家族の了解が」撮影・編集:柳曽文隆 THE PAGE大阪
大阪の都市魅力を創造し、文化を核とした大阪発展のムーブメントにつなげるプロモーションとして今秋に大阪府内全域で行われる「大阪文化芸術フェス2018」。そのオープニングイベントを飾るロックバンド「ウルフルズ」が21日午後に大阪府公館(大阪市中央区)で行われた開催会見に登場し、大阪府の松井一郎知事とトークを繰り広げた。囲み会見では、トータス松本(以下、トータス)がこのフェスで新曲を1、2曲披露する可能性を発表。それが「大阪発信の曲」になる可能性も示唆しており、終始大阪の盛り上げへの意気込みを見せていた。 【別の動画】「大阪に恩返しできれば」と語るトータス松本 会見ほぼ全映像も
松井知事「大阪のガッツをみせよう」
会見には大阪府の松井一郎知事と、ロックバンド「ウルフルズ」が登場。知事はウルフルズの参加について「大阪のガッツをみせようということで、ご参加いただけることになりまして、本当に感謝をいたしております」「大阪は文化に対する造詣が薄いと言われるのですが、そんなことはないよということで、本当に文化に対してかなり力を入れてるということをアピールする」と意気込みをみせた。 その後、会場にウルフルズの3人が登場。まずはサンコンJr.が「大阪で30年前に結成しまして、そんな大阪になぜか恩返しができたらいいなと常々思ってまして、今回呼んでいただいてありがとうございます」とあいさつ。続いて、ジョンBが「大阪は生まれ育ったところなので、年を重ねるごとにもっと好きになっていきますね。今ももう、大好きです。こういうフェスに参加できてすごくうれしく思っています」と笑顔で話した。
松井知事はウルフルズ知らなかった?「最近よう忘れますねん」
そして、トータスは「サンコンは茨木、ジョンBは吹田出身で、ぼくは兵庫県出身で大阪人じゃないんですけど、18歳で専門学校で大阪に出てきて、音楽やりたいなと試行錯誤して、21~22歳のころ、メンバーに出会ってそこから30年たちました。けど大阪に来ていなかったら、僕がいきなり兵庫県から東京へ上京してしまってたら、ウルフルズは誕生しなかったので。大阪に育てられて、恩返しできたらなと思ってたらちょうどこういう話があって、本当にありがたいと思っています」と述べた。 その言葉に松井知事が「我々、たいしたご支援もしてませんのにね、ありがとうございます」と言うと、ウルフルズの3人は笑顔に。 そして、トータスが「(知事は)ウルフルズをご存知なかったと聞きました。奥さんに『あんたなにいってんの?ウルフルズいうたらガッツだぜ!!の人やん』って言うたら『あぁ』となったと聞いてます」とツッコミを入れると、松井知事は「もちろん知ってますよ。ただ最近よう忘れますねん。年齢とともにいろいろ忘れることが多くなって」と答え、会場は笑いに包まれた。