テレビ長崎

核兵器廃絶に向けた機運を高めようと、被爆80年となる2025年、被爆者や市民などでつくる団体が都内で国際市民フォーラムを開きます。 国際市民フォーラムを開くのは、一般社団法人「核兵器をなくす日本キャンペーン」です。 フォーラムは、被爆80年を迎える2025年2月に東京都の聖心女子大学で開かれ、オンラインでも配信されます。 国の内外のNGOの関係者や、被爆者を含む核の被害者などを招いて、核兵器の非人道性や核被害者の援助など、テーマごとに議論する予定です。 核兵器をなくす日本キャンペーン　長崎のコーディネーター　林田光弘さん 「（日本）被団協がノーベル平和賞を受賞したのはとても大きい。（このフォーラムを通じて）これまで被爆地、被爆者の問題と思われていた核兵器の問題を日本全国の問題、世界の問題だと定着させていかなくてはいけないという、挑戦のひとつ」 「日本キャンペーン」は2030年までに日本政府が核兵器禁止条約に加わることを目指しています。 フォーラムで提言を取りまとめ、2025年3月に開かれる核兵器禁止条約の第3回締約国会議に提出する予定です。