「放送禁止用語を絶叫」「R15じゃ足りん」衝撃的なマンガを実写化した映画たち
落とし前は「性転換」?
●『BACK STREET GIRLS -ゴクドルズ-』年齢制限なし ジャスミン・ギュ先生のマンガ『Back Street Girls』(講談社)は、2019年に『BACK STREET GIRLS -ゴクドルズ-』のタイトルで実写映画化され、公開と同時期にTVドラマ版も放送されています。そこまで過激な描写はなく、年齢制限はありませんが、とある斬新な作品設定が当時話題になりました。 とある事件の落とし前をつけることになった「犬金組」の若いヤクザ3人組「山本健太郎/アイリ」(演:白洲迅/岡本夏美)、「立花リョウ/マリ」(演:花沢将人/松田るか)、「杉原和彦/チカ」(演:柾木玲弥/坂ノ上茜)は、組長の思いつきによってタイで性転換手術を受けさせられ、美少女に生まれ変わってしまいます。そして、3人はアイドルグループ「ゴクドルズ」を結成させられ、活動が始動するのでした。 本作では直接的な描写はないものの、中身は男のままのかわいい女の子たちが、「陰毛に白髪が生えた」などと言い、かなりインパクトの強い言動を繰り返します。また、ポスターの「壮絶にチ〇コが消える」という、映画『ダークナイト ライジング』のパロディと思われるパワーワードを見て、鑑賞するのを敬遠してしまった人もいるのではないでしょうか。 ただ、実際に作品を観た人のなかには「かなり原作の世界観がちゃんと守られていてアイドル姿もかわいいから最高だった」「新感覚の極道ドラマで非常に見応えがあった」など、高評価の声があがっています。
LUIS FIELD