映画『春の香り』予告編サムネイル

　美咲姫、篠崎彩奈らが出演する映画『春の香り』が、2025年3月14日より東京のイオンシネマ板橋とアップリンク吉祥寺にて公開されることが決まった。また、劇中で主人公・春香が描く漫画を用いた映画オリジナルのスマホ壁紙の特典付きムビチケの発売も開始となり、90秒の本予告編も公開された。 【動画】腫瘍と闘い漫画家を目指した18歳の少女の生涯描く　『春の香り』予告編 　本作は、悪性脳腫瘍と闘いながら漫画家を目指し、18歳で生涯を閉じた坂野春香さんをモデルとした作品。春香さんの両親の坂野貴宏・和歌子夫妻が刊行した『春の香り　脳腫瘍と闘い、十八歳で逝ってしまった最愛の娘へ』（文芸社）を基に、フィクションで描く青春ストーリーだ。2025年3月7日より、物語の舞台でもある愛知県江南市に近い東海3県の16スクリーンにて先行公開されることが決定していた。 　小学生の時に患った脳腫瘍のために、普通の学校生活が送れなくなった漫画家志望の女子高生・ハルカは、通信制の高校に転入する。転入初日に彼女は、自作の漫画の主人公と同じ名を持つイケメン男子生徒・巧と、漫画のような運命的な出会いをする。 　人見知りなハルカの心に、あっという間に入り込む巧。夢を語る彼にどんどん引かれていくハルカ―初めての恋。しかし、幸せの絶頂と思えた矢先にハルカの脳腫瘍が再発する。絶望の中でも自らの運命を呪うことはせず、障害が残るリスクを冒してでも「生きる」ことを選択するハルカ。手術後、まひのために漫画を描けなくなり、学校にも行けなくなったハルカは、会えなくなった理由を話すこともなく一方的に巧に別れを告げる。 　そんな失意のハルカを懸命に支え続ける家族。彼女の「生きたい」思いを必死に守る家族の愛情の中で、やがて笑顔を取り戻していくハルカだったが―。 　映画『春の香り』は、2025年3月7日より東海3県先行公開、同年3月14日よりイオンシネマ板橋、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開。