フェイエノールトFW上田綺世、エース負傷でチャンス到来も…。オランダのレジェンドは期待せず?【海外の反応】
フェイエノールトのサッカー日本代表FW上田綺世は、チームのエースであるメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスの負傷で、これまでより多くのプレータイムが与えられることが予想されている。オランダメディア『headtopics』は現地時間28日に、上田について厳しい評価を下しているレジェンドのコメントを報じていた。 昨季リーグ戦で23ゴールを記録しており、同クラブの絶対的なエースストライカーとして活躍してきたヒメネス。しかし、同選手は22日に行われた試合で負傷退場を強いられており、上田と交代でピッチを去っていた。その後、上田は投入されてからわずか5分後にヘディングで今季初ゴールを記録している。開幕から5試合で2得点を記録していたヒメネスは年内の復帰が絶望と言われており、これまで出場機会が限られていた上田にチャンスが訪れている状況だ。 しかし、元オランダ代表でフェイエノールトのレジェンドでもあるヴィレム・ファン・ハネヘム氏は、上田の活躍にあまり期待していないようだ。 同氏は、「上田は今こそ立ち上がらなければいけないだろう」と前置きした上で、「(活躍するまで)本当に時間がかかっていると感じている。しかし公平を期すために言うと、彼がチームに加入してきた時は誰もが彼を素晴らしいと言っていた。しかし、いまだに活躍していない。これが彼の現状だ」と、ヒメネスに出場機会が奪われていたことを考慮しても、まだチームに大きな貢献をできていないと指摘。 同メディアは、「上田はフェイエノールトでチャンスをつかむべきだ」と述べた上で、「もっともレジェンドであるファン・ハネヘム氏は、日本人ストライカーの活躍に自信を持てないようだ」と、900万ユーロ(約15億円)と23年夏にクラブ史上最高額の移籍金で加入した上田について厳しい評価を下していた。 果たして、上田はストライカーの負傷離脱というチャンスを生かして、エースの座を射止めることができるだろうか。
フットボールチャンネル編集部