百万人都市・仙台で楽天イーグルスが達成「観客150万人超え」、ポイントは「直接触れあう機会」
「球団職員も約半分が入れ替わり、街を歩いて『ありがとう』『おめでとう』と言っていただく経験を通して、改めて優勝の影響の大きさを実感した。急きょ最終戦後に(優勝を争うチームの)中継をビジョンに映して決着を待ったが、そうした動き方を色々と学んだ。今度はリーグ優勝という形で皆さん(の応援)にお返しできる準備をしっかりやっていきたい」
――今後、さらなる観客増にどう取り組むのか。
「この球場の古きよき部分は残しながら、新しいものを取り入れていかないと、最初は新鮮だった観戦がリピーターにとっては次第に『普通』の感覚になってしまう。元々デッキだった部分に観客席を増設していた一塁側内野スタンドの大型ラウンジ『イーグルスネスト』を改修し、グラウンドが見えるバーとして復活させる計画も進めるなど、既存の設備を利活用することで、球場内に新たな景色や楽しみを作っていきたい」