最大H/ Sは49越え! 驚異のポテンシャルを持つ木村怜衣がプロデビュー「失敗を恐れずにやりたい」
<明治安田レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント 事前情報◇6日◇土佐カントリークラブ(高知県)◇6273ヤード・パー72> 木村怜衣、政田夢乃ら新人女子プロの可愛すぎる素顔に迫る【動画】 先週の「ダイキンオーキッドレディス」で開幕した国内女子ツアー。昨年のプロテストに合格した96期の宋ガウン(韓国)が8位、高木優奈が9位タイと新人の活躍も目立った。今週は、新人ながらツアー屈指との呼び声高い飛距離を持つ木村怜衣(れい)がプロデビュー戦を迎える。 1999年生まれの木村は8歳でゴルフを始め、24歳になった昨年、6回目のプロテスト受験で合格率3パーセントの狭き門を通過した。身長167センチの体を活かした豪快なスイングが魅力だ。 ヘッドスピードは平均で46m/sで安定して250~260ヤードは飛ばす。オフの間はマン振りしたときにヘッドスピード50m/S越えを目指したが、「49.4(m/s)がマックスでした」と驚異のポテンシャルの持ち主である。 開幕戦での宋と高木の結果に「刺激になります。自分もがんばろうと」と同期の活躍を喜ぶが、自身のデビュー戦の目標は「気持ちだけは逃げないようにしたいです」と話す。「いきなりうまくいかないと思うので、後悔のないプレーをしたいです」と1打1打強い気持ちで臨む構えだ。 開催コースの土佐カントリークラブは戦略性が高く風も読みにくい。ドライバーを握る回数は14ホール中「半分ぐらい」と飛距離よりも方向性が求められ、木村の武器は発揮しにくい。ただこのオフはスイングの安定感に加えてスコアメークに必要な100ヤード以内の距離感とグリーン周りのショートゲームを強化してきた。「プロ1年目はいろんなことが吸収できると思います。失敗もすると思いますが失敗を恐れず、逃げずにプレーしたいです」。昨年まではロープの外から試合を見ていたが、「念願の舞台」に立てることに緊張と楽しみが同居。チャレンジの1年目がスタートする。
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