島根県産の食材を使った特別ディナーを堪能する関係者＝東京・六本木、日本料理「旬房」

　島根県産の食材に焦点を当てた特別メニューの提供が２日、グランドハイアット東京（東京・六本木）にある日本料理店「旬房」で始まった。奥出雲和牛や十六島（うっぷるい）のりを使った料理が来場者を楽しませ、島根のＰＲに一役買っている。３０日まで。 【美肌ツアー】島根西部で続々　豊かな自然＋体に優しい食　心も癒やすプラン提案

　「グランドグルメトリップ～島根～」と題したイベントは、地方食材の魅力を伝える旬房に島根県商工会議所連合会が協力し、実現した。副総料理長が４月に島根を訪れて食材を選んだ。 　２日は一日限定のディナーを提供。奥出雲和牛のローストビーフ炙（あぶ）り寿司（すし）やサーロイン炭火焼き、浜田の白イカや大田の大アナゴなどのお造り、十六島のり明太子の香の物などのコース料理（３万３千円）に、来場者や関係者が舌鼓を打った。 　３０日まではディナーで１万６５００～２万４２００円の三つのコース、ランチで海鮮丼御前（７７００円）などを楽しめる。