OSK新トップの就任記念公演が大阪で開幕 翼和希「緊張で目玉が飛び出しそうだった」
OSK日本歌劇団の新トップスター、翼和希(つばさ・かずき)の就任記念公演「レビューRoad to 2025!!」が21日、大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールで開幕した。 トップになって地元大阪で公演するのは初めてで「緊張で目玉が飛び出しそうだった」と振り返る口上から、豪華な日舞レビュー「四季彩」、圧巻のスピードつづった洋舞レビュー「Shining Life」の2本立て。最後はおなじみ、ピンクのパラソルを手に「桜咲く国」でしめくくり満員の客席も大喜びだった。 終演後には取材に応じ「緊張はしましたけど、地元大阪に特別な思いがありますから、単純にうれしかったですね」とにっこり。 舞台では来年の大阪・関西万博のテーマソング「この地球の続きを」や「大阪LOVER」も盛り込み「OSKとしては万博には必ず、何らかにかかわりたいですね。声を大にしてアピールしたいです」と力を込めた。 翼は枚方市出身。笠置シヅ子の半生を描いた2023年度後期のNHK連続テレビ小説「ブギウギ」でトップスター役を演じ一気に知名度を上げた。 翼の正式なトップお披露目公演は来年の6月14日、大阪松竹座で開幕する「春のおどり」となる。