山本由伸、メジャー自己最長6回99球も「もっと投げたほうがいい」
【ロサンゼルス19日(日本時間20日)=丹羽政善通信員】米大リーグ、ドジャースの山本由伸投手(25)はメッツ戦で今季5度目の先発に臨み、メジャー自己最長の6回を投げ、7安打4失点(自責点3)で自身の勝敗はつかなかった(1勝1敗)。チームは4-9で敗れ、今季2度目の連敗を喫した。試合後に行われた主な一問一答は以下より。 --今後の改善点は 「感覚が良くなってきているところもありますし、徐々に自分のピッチングができてる場面もあります。少しずつ良くはなってきていると思うので、1試合1試合、集中して投げていけたらいい」 --今日のピッチングはポジティブに捉えられる 「試合に負けてしまっているので、良くなかったのは間違いないですが、いいところも徐々に出てきてます。試合に勝てるように投げていきたい」 --メジャー移籍後最長・最多となる6回、99球を投げた 「6回までいけたというのは、前回よりはよかったですが、もっと投げたほうがいいとは思う。もっと立ち上がりから、いいピッチングができるようにしたい」 --18の空振りを取った 「スプリットは、こっちに来てから、一番安定してたのかなと思います」 --去年の序盤もフォーシームが良くなかった。いまのフォーシームと理想のギャップは 「いろんな球質のストレートがあったんですけど、いいボールはいいところにいってますし、うまく投げれていないボールは力のない球になっています。でも、いいボールが増えてきてるとは思います」 --四回以降、ほとんど真っすぐを使っていない 「それはキャッチャーのリードに従って投げましたけど、四回以降は変化球もよかったですし、ストレートが少なかったですけど、全体的に良くなってきたと思います」