「酔っ払いに愛を」。集え呑兵衛! 10月は八戸の横丁がおもしろい!
八戸マイスターによるツアー「八戸横丁ラビリンス探訪」も人気
■まずは地酒で乾杯して飲みだおれラリー 実行委員のおふたりがおすすめするのは「横丁オンリーユーシアター」だけではありません。まず初日10月1日に開催される「日本全国地酒で乾杯!」は、青森県南位や東北の蔵元が集合し、地酒の飲み比べができる企画。日本全国を中継でつないで乾杯するので、全国の酔っ払いの方々との一体感も高まります。 10月16日の「今夜はハシゴしNight!」もお得。3000円(チケット購入必要)で、あらかじめ決められた5軒のお店を巡ります。それぞれのお店で、ドリンク一杯とおつまみ1品がつくうえに、抽選で景品も当たるそう。自分ではチョイスしないお店にも、ラリーで巡るため、新たな出会いも生まれます。ハシゴして飲むスペインのバル文化ならぬ、八戸のハシゴ酒の流儀を堪能できそうです。 ■横丁ラビリンスで八戸さんぽマイスターと乾杯 八戸を知り尽くした、八戸さんぽマイスターによる横丁ツアー「八戸横丁ラビリンス探訪」も人気だそう。ひと癖もふた癖もある八戸訛りの八戸さんぽマイスターから、横丁の歴史を聞きながら、裏メニューを頬張り、参加者限定カクテルを傾けるのはいかがでしょうか。保険代におつまみワンドリンクがついて1800円。4日、5日、11日、12日の合計4日間開催されるので、この機会に八戸の横丁のラビリンスに迷い込んでみては。 ■コロナ期を経て、完全復活。今年から飲みながら鑑賞が可能に 横丁を舞台に繰り広げられるライブパフォーマンス「横丁オンリーユーシアター2024」は、今年で15回目。10月4日と5日に開催されます。4日18時からは八戸の中心街に位置する広場〈マチニワ〉にパフォーマーたちが大集合し、チケットなしでオープニングイベントを鑑賞することができます。ほかにも路上やどこかのお店で、突然パフォーマンスがはじまることもあるそう。 「コロナ禍が明けて今年から、お客様が飲みながら横丁を歩き回れることになったので、パフォーマンスする側としても楽しみです」と語るのは、八戸市と十和田市を中心に活動するジャズダンス集団〈DANCE WAG(ダンスワグ)〉代表の沼尾美也子さん。 〈DANCE WAG〉は2017年から毎回白い仮面をつけ、5~8人の集団でジャズダンスをベースにした妖しい踊りを披露しています。今回のパフォーマンスでは、20~60代のダンサーが参加予定で、目下新作を練習中だそう。「毎回とにかくお客様のノリがよくて、踊っていてすごく楽しいんです。お客さんを巻き込んでいくスタイルなので、私たちを見にきたら羞恥心は捨てて一緒に楽しみましょう」とお客様へのメッセージもいただきました。 そのほかの出演パフォーマーは、五十嵐ゆうや(ダンスパフォーマンス)、KANTA(和太鼓)、清水宏(スタンダップコメディ)、セ三味ストリート(肉体派津軽三味線パフォーマンス)など、盛りだくさん。公演はひとつおよそ20分で、プログラムはこちらから確認できます。チケットの種類は、2種類あり、3公演鑑賞券とワンドリンク引換券がついて1500円と、1公演のみ鑑賞できるワンコインチケット500円。