県内で交通事故相次ぐ 北中城村でオートバイが転倒し運転していた高校生が車にひかれ死亡
21日から秋の交通安全運動が始まっていますが、県内では20日、交通事故が相次いでいて、北中城村の事故では男子高校生が死亡しました。 20日午後10時30分ごろ、北中城村渡口の国道329号線で中城方面へ交差点を右折した2人乗りのオートバイが転倒し、運転していた17歳の男子高校生が対向車線から走ってきた普通乗用車にひかれました。 男子高校生は意識不明の状態で病院に運ばれ、約1時間後に死亡が確認されました。 一緒にオートバイに乗っていた17歳の男性は軽傷で命に別条はありません。 現場は片側2車線の交差点で、警察は防犯カメラの映像を解析するなどして、当時の様子を詳しく調べています。 読谷村高志保の県道では、20日午前11時10分頃、波平方面から長浜に向けて走っていた普通貨物車が、横断歩道のない道路を横断していた90代の女性をはねました。 女性は頭を強く打ち意識不明の状態で病院に運ばれていて、現在も治療が続いています。 また、20日午後7時40分ごろ、名護市辺野古の沖縄工業高等専門学校前の路上で、20歳の女子学生がアメリカ兵の運転する車にはねられました。 この事故で女子学生は腰や腕の骨を折るなどの重傷です。 警察の調べによりますとアメリカ兵は酒を飲んでおらず、女子学生は横断歩道の近くを横断していたということです。 現場は片側1車線の直線道路で警察が事故の原因を詳しく調べています。
沖縄テレビ