ドジャース大谷翔平、あす取材対応 “違法賭博疑惑”で何を語るのか?
日テレNEWS NNN
MLB(=メジャーリーグ機構)が違法賭博疑惑の調査を始める中、ドジャースの大谷翔平選手が、26日に取材に応じることを、明らかにしました。これまで通訳を務めてきた水原一平氏について、大谷選手が何を語るのか、注目されています。 ◇ 日本時間25日朝、アメリカ・ロサンゼルスにあるドジャー・スタジアムには多くのファンが駆けつけました。
大谷ファン 「私は翔平のファンで、選手としての彼のファン。彼は少なくとも私の人生で見たことのないような、世代を超えた素晴らしい選手の一人だ」 しかし、期待の裏には不安もあります。 大谷ファン 「捜査の結果、翔平が無実であることが明らかになることを心から願っている」
先週、世界中を駆け巡った、大谷翔平選手の専属通訳、水原一平氏の解雇のニュース。アメリカメディアによると、違法賭博を行ったとされる水原氏が抱えた“借金”は日本円で少なくとも6億8000万円です。 日本の国税庁にあたる機関が水原氏を捜査対象とし、さらにMLBも大谷選手と水原氏について正式に調査手続きを開始する事態にまで発展しました。 水原氏をめぐってはさらなる疑惑も浮上。去年、エンゼルスがメディア向けに出したガイドブックには“名門大学”を卒業したと記載されていますが、その大学に話を聞くと… カリフォルニア大学リバーサイド校 「私たちの大学に水原一平という学生が在籍していた記録はありません」 “学歴詐称疑惑”も浮かび上がる“負の連鎖”。違法賭博を行い、多額の“借金”を抱えたという水原氏はスポーツ専門メディアESPNの取材で詳細を告白しています。 2021年に違法なスポーツ賭博に手を出すと、翌年の末には100万ドル、日本円で1億5000万円以上を失うことになったといいます。水原氏は「このことを翔平とは共有できなかった。生活費もギリギリだった。その日暮らしだった」と話し、“借金”はその後さらに膨れ上がったと明かしていたということです。 ◇ 私たちは、その賭博の“元締”ボウヤー氏の自宅を訪ねました。