国スポ柔道団体、ウルフ・アロンが佐賀県代表で初優勝に貢献「会場一丸で名前を呼んでもらえ力になった」
柔道男子100キロ級の東京五輪金メダリストで、パリ五輪にも出場したウルフ・アロン(パーク24)が13日、佐賀市で開かれている第78回国民スポーツ大会(国スポ、旧・国民体育大会)の成年男子に佐賀県代表として登場し、チームの初優勝に貢献した。 【写真】国スポ総合開会式エンディングプログラムで鷲尾伶菜さんが大会イメージソング披露
東京都出身だが、開催地の佐賀県の柔道関係者からの打診を受けて団体戦出場を決意。初戦の2回戦から全4試合で副将を務め、茨城県代表と対戦した決勝では、前の3人が引き分けとなる中、足技で相手を畳に沈めて勝利し、栄冠を引き寄せた。
ウルフは来年6月に予定されている全日本実業団体対抗大会を最後に現役を引退すると明らかにしている。表彰式後に取材に応じ、「会場一丸で名前を呼んでもらえ、力になった。楽しい大会だった」と振り返った。