「PFAS含む水は焼却処分」米側が防衛省に説明 横田基地の流出問題で
有害性が指摘されている「PFAS(有機フッ素化合物)」を含む水がアメリカ軍横田基地から漏れたとみられる問題で、防衛省はアメリカ側から「PFAS」を含む水を焼却処分したとの説明を受けたと明らかにしました。 20日、防衛省などが基地に立ち入り現場を確認しました。 アメリカ側は「PFAS」が含まれる基地の貯水池について、漏出が分かった後に短期的な再発防止策として10月末までに約15万1000リットルの水を抜き取り、認可された施設において焼却処分したということです。 また、今の貯水池の水位であれば冬の雨の少ない季節は「漏出の恐れは低い」としています。 そのうえで、「残っている水は適切に管理する。新たな決定があれば日本政府に情報提供する」と説明したということです。 一方で、貯水池の濃度は日本政府の暫定目標値を超えているとの認識を示しています。 防衛省によりますと、今年8月の大雨で横田基地の貯水池などから「PFAS」を含む水が基地の外に流れ出た可能性が高いと10月に入ってアメリカ側から連絡がありました。
テレビ朝日