昨年はあと1点…史上初「TQB」に泣いた交流戦 12球団最多8度頂点の絶好調ソフトバンクが5年ぶりVなるか? 初戦は阿部巨人と激突
パ・リーグの首位を快走するソフトバンクは、貯金16を持って得意の交流戦に突入する。2005年に始まった交流戦(20年は中止)では12球団最多の8度の頂点に立っており、19年以来、5年ぶりのVを目指す。 ■周東速すぎ!? 大渋滞の3者連続生還【動画】 ソフトバンクは28日から巨人3連戦(東京ドーム)で開幕する。その後は本拠地で広島3連戦(みずほペイペイドーム)。6月4日からは中日(バンテリンドームナゴヤ)、DeNA(横浜)と続く。再び本拠地に戻り、11日からはヤクルト、阪神(いずれもみずほペイペイドーム)と対戦する。 昨年の交流戦は史上最大の大混戦の末、DeNAに頂点を譲った。11勝7敗で4チームが並び、「TQB」で決着がついた。計算式は(得点/攻撃イニング)―(失点/守備イニング)。その数字が大きいチームが優勝となる。トップのDeNAの・140に対し、2位のソフトバンクは・135。おおむねソフトバンクはあと1点取っているか、あと1点防いでいれば、優勝に手が届いていた計算になる。「1点」が優勝賞金3000万円の行方を分けた格好となった。 今季のソフトバンクは打撃部門、投手部門ともに絶好調。「TQB」の悪夢を繰り返さないためにもぶっちぎっての頂点を狙う。
西日本新聞社