米菓企業・もち吉、台湾で人気沸騰 旧正月にギフトが1000ケース単位で売れる
米菓製造販売を手掛けるもち吉（本社：福岡県直方市）の台湾本店（台北市）が人気となっている。 台湾本店は、同社初の海外路面店舗で昨年10月29日にオープンした。 直近の販売動向について、2月10日、取材に応じた森田恵子社長は「旧正月に向けて多くの企業様から1000缶単位での発注があり想定を大幅に上回る売れ行きとなっている」と語る。 品揃えは、日本の直営店と同様で、米菓を中心にチョコレートや和菓子などを多彩に取り揃える。
想定を上回る強い引き合いを受け、台湾での多店舗展開を視野に入れる。 「台湾本店の売上推移が一巡してみての判断になるが、あと数店舗オープンできる可能性がある。台湾の方は日本の食に非常に興味があり、当社のことを“日本のもち吉”とみて頂いているようだ。熊本に台湾の半導体メーカーTSMCの工場ができ、米菓と半導体のご縁などから福岡・熊本周辺は海外から一層の注目を浴び、今後更なる発展する可能性がある」と期待感をにじませる。
