悲劇!タップ見逃され、失神中に腕が破壊される!レフリーに非難の嵐=オランダ
6月23日(日・現地時間)オランダ・アイントホーフェンで開催された柔術・グラップリング大会『Versus Invitational』で、レフリーがタップを見逃したことにより、選手が絞め技で失神し、その間に腕を折られる悲劇が発生した。 SNSや海外メディアでは「無能なレフリー」「史上最悪の失態だ」と非難轟々だ。 【フォト・動画】悲劇!タップ見逃され、失神中に腕が破壊される! -88kgノーギ部門の決勝では、ルネ・ヘンデル(ドイツ)とスヴェン・グロトン(ドイツ)の同国人対決に。 ヘンデルは三角腕十字を極めると、相手は動けずに絞めている足を一度だけタップした。 しかし直後に絞め落とされ、ヘンデルはそのままタップに気づかずか、はたまたレフリーが止めなかったせいか、抱えている相手の左ヒジを逆方向に破壊した! これでもまだ止めないレフリーに、ヘンデルは怪訝な顔で見上げる。そして実にタップから約7秒後、ようやくレフリーがストップした。相手は腕を折られながら失神したままだ。 この動画がネットで拡散されると「史上最悪の失態」「レフリーは罰金や懲役にかかるべきだ」と、遅すぎるストップに非難の嵐。 また、腕を折ったヘンデルに対しても「腕を破壊する必要はなかった」と言う意見や「一度のタップでは気づかない」というコメントもあった。 なお、腕を破壊された選手はSNSで、骨折ではなく脱臼であったことを報告。三角巾を吊った姿で「審判はひどいミスをした。だけど対戦相手に罪はない。今度対戦する時はぶっ倒す、強くなって戻ってくるよ」とコメントしている。