買い物を「クレジットカード」ですると母に嫌な顔をされます。「金銭感覚がなくなる」と言われるのですが、やめるべきでしょうか…?
買い物などの代金支払い方法として、クレジットカード払いを選ぶ人も多いことでしょう。ただ、クレジットカードに慣れていない人にとっては、不安に思うことがあるかもしれません。「金銭感覚がなくなって使い過ぎてしまう」などはよく心配に思われる点です。本記事では、クレジットカードの利用状況や、カード払いのメリットやデメリット、お金の管理方法について解説していきます。
クレジットカード払いは身近な存在
親や親世代の人から、「クレジットカード払いにすると金銭感覚がなくなって無駄遣いしてしまう」など、クレジットカード払いをあまりしないように言われたことがある人もいるのではないでしょうか。 クレジットカード決済は、現金払いとは異なりお金を直接触らないので、お金を使っている感覚がなくなることが懸念視されることがあります。クレジットカードを持たない人や使用頻度が少ない人にとっては、カード払いはハードルが高い決済方法なのかもしれません。 ただ、現代において、インターネットでの買い物やサービス利用の決済方法として、クレジットカード払いは欠かせないものとなっています。総務省による「インターネットで購入する際の決済方法」の調査結果(複数回答)から、2020年と2021年のいずれも約8割の人がクレジットカード払いを利用していることがわかりました。 クレジットカード払いのみ対応しているサイトなどもあるので、クレジットカードなしでの生活には不便を感じることも少なくないでしょう。
メリットとデメリットを把握することが大切
クレジットカードがあると、手持ちのお金がなくても買い物ができるので便利なことが多いです。買い物のたびにお金を下ろさなくてもよいので、ATM手数料の節約も可能です。また、実店舗やインターネットサイトでの支払いがスムーズにできるなど、重宝することも少なくありません。 また、クレジットカード払いは、支払いがリアルタイムで行われない点もメリットの一つでしょう。クレジットカード会社の締日や口座引落日を意識しながら使うことで、お金の有効活用にもつながります。 一方、お金を使ったという感覚がなくなるといった、クレジットカード払いのデメリットを見逃すことはできません。また、暗証番号入力なしで使える実店舗もあるので、不正利用などされないためにも、カードを紛失しないように注意が必要です。 インターネットサイトから情報を抜き取られる可能性もあるので、こちらも気をつけなければなりません。さらに、分割払いやリボ払いを選ぶことで月々の負担軽減に役立ちますが、高額な利息や手数料が発生することを把握しておきましょう。