濃尾平野や伊勢湾望む絶景スポット誕生 岐阜・養老山に「アセビ平スカイテラス」完成
岐阜県養老町の養老山の中腹アセビ平(標高788メートル)に、眺望デッキ「養老山頂アセビ平スカイテラス」が完成した。眼前に広がる濃尾平野に、北は能郷白山、南は伊勢湾を望む180度のパノラマが楽しめる。 町制施行70周年記念事業の一環で、町が7月から整備を進めてきた。アセビ平は、初級者向け登山道として年間約1万人が訪れる養老山頂登山道の途中に位置し、養老の滝駐車場入り口から徒歩で約90分。かつて牧場があった広場の斜面にせり出すように、赤茶色のウッドテラスが設置されている。 完成式典が10日にあり、関係者がテープカットと桜の記念植樹を行った。川地憲元町長は「四季折々の養老の自然を満喫できるビュースポット。新たな観光地としての名声を高めていきたい」と語った。
岐阜新聞社