おしゃれモデル岩堀せり流・40代のデニムスタイル「“イタいかも?”なんて恐るべからず。小物使いとヘアメイクでいくらでも素敵になる」
大人になってからのデニムとの向き合い方
「 大人になると、デニムがカジュアルすぎて顔に似合わなくなる!という声もちらほら聞きますが……、私は気にしません! なんなら、茶髪やドライヘアも大人のデニムスタイルにはNGかもしれないけど、自分が好きなら気にせず楽しめばいい。私も『もしかしてイタい?』なんて思ってロックTやプリントTシャツを避けていた時期もあったけど、もう好きなものを着るのが一番!と思うようになりました。 もしどうしても気になるのなら、デニムそのものや合わせのトップスよりも、全体で見たときの髪型やメイク感、アクセや靴などの小物の合わせのほうが大事な気がします。『あれ、なんだか違うかも?』と思ったときでも小物をちょっと工夫すればステキに見えるはず。とにかく、全体のバランスを意識することが大切なのかなと思います」
最近のお気に入りデニムベスト3
「初のハイブランドデニムであるCELINEのブルージーンズは体にしっくりくるうえに、おしゃれで大人っぽいこなれた雰囲気が出せる一本。撮影ではいて形のすばらしさに感動してお店へ。結果、撮影ではいたものとは違う型を購入してしまいましたが、すごい気に入っています」 「昨年購入したHYSTERIC GLAMOURのデニムは、ゆるめのストレートなシルエットと薄手の生地で、楽ちんにはけるのが魅力。HYSTERIC GLAMOURは昔から大好きで娘とよくシェアしてます」 「L.A.でたまたま見つけたLEVI'S(R)501。バスの中で古着を売っている面白いお店でした。これは柔らかくて、はき心地がよく、そして絶妙なゆるさが可愛い! このオーバーサイズ感が気に入っています。古着こそ形が様々なので試着はマストです」
せりにとって、デニムとは?
「私にとってデニムは『安心感』。 たとえば、ちょっとドレッシーなトップスを買うときも、ドレスアップスタイルをイメージするだけでは買うことはなくて、『あのデニムに合わせても可愛いかな?』と想像する。それで可愛い、って思えたら買う。そんなふうに頼れるアイテム。 あと、『得意』って表現が一番しっくりくるかな。デニムさえあればどんなトップスも私らしく見せてくれる、自分を納得させることができるんです」
岩堀せり
唯一無二の存在感で女性ファッション誌『ViVi』『GLAMOROUS』のメインモデルを努め、現在は「otona MUSE」を中心に、モデルとして活躍。デビュー当時はあまり多くなかったクールな見た目とファッションで新しいファッションモデル像を確立し、現在もカリスマ的人気を誇る。日本の伝説的ロックバンドGLAYのリーダーのTAKUROさんを夫に持ち、ティーネイジャーの息子と娘、そしてわんこの4人と一匹の仲良し家族。現在はL.A.と東京を往復する生活を送っている。 Instagram: @iwahoriseri
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