小池知事定例会見3月17日(全文1)都政見える化で、市町村別の交付額初公表
東京都の小池百合子知事が17日午後2時から定例会見を行う。 この週末には、豊洲市場問題をめぐって浜渦元副知事(19日)や石原元知事(20日)の都議会百条委員会が開かれるほか、地下水モニタリングの再調査結果が19日の専門家会議で公表される。 【中継録画】小池都知事が定例会見 豊洲百条委や再調査結果は
福島県のあづま球場が2020年大会追加競技の野球、ソフトボールの会場に決定
司会:ただ今より小池知事の定例記者会見を始めます。それでは知事、よろしくお願いします。 小池:はい。3月17日の定例記者会見、まずは私のほうから6本、盛りだくさんでございますが、ご報告等がございますので、紹介をいたします。まず、もうすでに報道されておりますけれども、本日、韓国の平昌で開催されました、IOCの理事会におきまして、福島県のあづま球場が、県営ですね、あづま球場が2020年大会の追加競技の野球、ソフトボールの会場に決定をしたということで大変うれしく思っております。この決定はとても喜ばしいこととして、さっそく福島県の内堀知事、そして今村復興大臣からも先ほど喜びの声を、この私のほうにも届けていただいたということでございます。 野球、ソフトボール、大変人気がございます。野球は今、あれですか、World Baseball Classic、日本は快進撃を続けているようですけれども、よって日本はもとより世界中から多くの方々が野球、そしてソフトボールを楽しみに福島県を訪れることになるかと思います。被災地の復興なくして2020年大会の成功はないとかねがね申し上げてまいりましたけれども、これからも福島県の方々と手を携えて、大会の成功に向けて準備を加速させていく、またこれを契機といたしまして、よりいっそう復興を後押しして、東北の方々の元気になっていく姿を世界に発信をしていく、このお手伝いができればと考えております。
都市鉱山の取り組みについて
次にご承知のように携帯電話で、都市鉱山で金、銀、銅のメダルを作る、このための協力を都民の皆さま方にお願いしている件であります。2月16日に新宿区と協働いたしまして、都庁舎にメダル協力ボックスを設置いたしまして、それぞれ皆さん都庁にお越しになるときにおうちの、私蔵の、あら、お久しぶりです。どうも。私蔵されている、すいません(笑)。私蔵されている携帯電話をお持ちいただいているわけですが、今日のお昼までに1万5824個の小型電子機器をボックスに投入していただいたところでございます。 都庁舎以外でも受け付けてほしいという都民の皆さま方のお声もこれあり、都内の区市町村にも同様の取り組みをお願いいたしました。そして、もうすでに新宿区と東京都と一緒に進めてきたわけですが、それに加えまして9つの区と市が3月中に受け付けを開始していただけるということになりました。こちらにあります区と市でありますけれども、それぞれの区庁舎等で同じようにボックスが設けられると聞いております。具体的な場所や時間、品目について、それぞれの区、そして市が定めることになりますけれども、それについては都のホームページでもどこで、どういう形でということについて、都のホームページとしてもお知らせをしてまいります。 さらに4月からは全国の多くの区市町村が大会組織委員会のプロジェクト、同じこの都市鉱山のプロジェクトに参加をして、携帯電話のリサイクルに取り組まれると伺っております。引き続き多くの都民の皆さま、国民の皆さまにご協力いただいて、そのことによって自分自身、それぞれが、またそのご家族がオリンピック・パラリンピックに関与するというか、参加意識を高めていくということを進めていきたいと思っております。 それから市町村総合交付金の交付額を決定いたしました。詳細はお手元にお配りしてはいないですね。総額500億円でございます。先月、ご承知のように市町村長の皆さまと意見交換を行いました。そして都政に対してのご要望をそれぞれから伺ったところでございます。とりわけ市町村総合交付金につきましてはほとんどの市町村、なかなか厳しい財政状況に配慮よろしくという声をいただきまして、こういった声を受けまして平成28年度の交付額を決定したところでございます。それぞれ効果的に賢い支出で活用していただきたいと思います。