いわきの魅力身近に 企業の出先拠点社員向けツアー 観光、物産の拠点訪問
いわき市内にある企業の出先拠点などに勤務する社員を対象にしたモニターツアーは、大久町の「市アンモナイトセンター」、四倉町の「ワンダーファーム」、平下高久の「かねまん本舗」の市内3カ所で行われた。今回は「いわきの逸品と太古のロマンに触れる」がテーマで、参加者が観光と特産品の拠点に触れた。 県いわき地方振興局の「いわきの強みを活かした持続可能な地域づくり事業」の一環で、今年度5回目。市内に勤務する社会人にいわき市の魅力を理解してもらい、交流サイト(SNS)などで広く発信してもらうのが狙い。アルプスアルパインとクリナップの社員ら合わせて14人が参加した。 参加者は初めに市アンモナイトセンターを訪れ、体験指導員の柴田倫男さんの案内で化石が点在する露頭観察ゾーンなどを見学した。次にワンダーファームへ移動してトマト狩りを体験し、ビニールハウスに並ぶ新鮮なトマトを味わった。最後に「かねまん本舗」を訪問し、遠藤貴司社長の案内でかまぼこ製造工場を視察した他、商品の試食を楽しんだ。
クリナップの堀本莉那さん(21)は「化石やトマトなど、いわきが誇るコンテンツを知り、身近に感じることができた」と語った。