葵わかな、BS時代劇『おいち不思議がたり』で特別な力を持つヒロインを演じる ヒロインの父親役は玉木宏
葵わかなと玉木宏が、9月から放送予定のBS時代劇「おいち不思議がたり」(NHK BSほか)に出演することがわかった。 【写真】BS時代劇「おいち不思議がたり」おいち(葵わかな)の父・松庵を演じる玉木宏 ■「おいち不思議がたり」とは… 同作は、あさのあつこによる「おいち不思議がたり」シリーズが原作。江戸・深川で医者になりたいと夢見て、父である医者・松庵を手伝うヒロインのおいちは、無念のうちに亡くなっていった者たちの“声”を聴き“姿”を見る特別な力を持っていた。そんなおいちが、岡っ引きの親分と共に、人間の闇に迫り、謎を解いていく推理時代劇で、また、悩みながらも自らの力で道を切り開いていくおいちの青春成長物語だ。 葵は特別な力を持つヒロイン・おいちを、玉木はおいちの父で医者の松庵を演じる。 ■「おいち不思議がたり」あらすじ 町医者である父・松庵(玉木)の元に生薬屋「鵜野屋」の若旦那直助が尋ねてくる。おいち(葵)はその背後に助けを求める女の姿を見る。おいちの伯母・おうたは、おいちと直助の縁談を進めようとするが鵜野屋を訪ねたおいちに女中お絹が「おやめなさい。あの人に殺されますよ。」と囁く。直助の周囲では前妻・加世と、以前恋仲だった女中・梅が病で亡くなっていた。 おいちは岡っ引きの仙五朗親分と探り、犯人に目星をつけるが、事件は意外な方向に。江戸ではその後も、不思議な事件が多発する。その事件解決に活躍しながら、おいちは一歩一歩、医者への道を進んでいく。 ■葵わかなのコメント おいちは父親の影響でお医者さんを目指す、まっすぐでひたむきな女の子です。偉大な父の背中を見ながら、誰かに寄り添いたい、誰かのためになりたいと強く思っています。患者さんに囲まれながら懸命に毎日を過ごしていますが、等身大に自分が歩む道について悩んでもいると思います。 そんなおいちが持つ不思議な力についても、おいちは真摯に、彼女なりに向き合っていると感じていて、ままならない事が多い世界で何故おいちにそんな力があるのか、この力はどうするべきものなのか、私自身もおいちと一緒に悩みながら撮影期間を過ごしていければと思います。おいちが町の人たちに明るく温かく接するように、観てくださる方にも温かく感じていただけるよう、演じていきたいと思います! ■玉木宏のコメント おいちの父親であり、医師である松庵を演じます。おいちが持つ不思議な力は、「見えたものの、元をたどる」という、患者を目の前にした医師にも通ずるものがあると思い、親子である事が腑に落ちました。受け入れて対処する。その信念を曲げずに生きるのは、時に大変な事もあるかもしれません。 でも、その先にある誰かの笑顔の為に必死になる姿は、素敵だなと感じました。おいちが、信頼出来るような父親を目指し、撮影に臨みます。ミステリーとしても、青春物語としても楽しんでいただけるドラマだと思います。ご期待ください。