プロでは大成しない…?高校通算ホームランランキング第8位(1)高卒6年目で交換トレードも
第106回全国高等学校野球選手権大会が、8月7日に開幕。夏・王者をかけて出場49校がしのぎを削る。今大会も高校通算60発を超える宇野真仁朗(早稲田実)、高橋徹平(関東一)らプロ注目のスラッガーが登場する。特にここでは、現役プロ野球選手の高校通算ホームランランキングを紹介したい。 【表】夏の甲子園2024 組み合わせトーナメント表
8位タイ:野村大樹(68本)
・出身地:兵庫県 ・投打:右投右打 ・身長/体重:171㎝/83㎏ ・生年月日:2000年9月10日 ・経歴:早稲田実 ・ドラフト:2018年ドラフト3位 高校通算68本塁打を放った野村大樹。早稲田実では、1学年上の先輩・清宮幸太郎(現・北海道日本ハムファイターズ)とクリーンアップを形成した。 早稲田実では、1年生ながら清宮に代わる4番に抜擢。2年春に甲子園の土を踏むと、フェンス直撃の二塁打を放つなど実力を発揮し、聖地1勝に貢献した。 甲子園出場は1度だけだったが、対外試合では本塁打を量産。集大成の3年夏は西東京大会4回戦で敗れたが、同試合で場外弾を含む意地の2ホーマーを放った。 2018年のドラフト会議で、福岡ソフトバンクホークスからドラフト3位指名を受けプロ入を果たした。高卒1年目から1軍デビューを果たすと、プロ初打席で初安打を記録。2022年は開幕一軍入りを果たすと、自己最多の31試合に出場するなど存在感を示した。 今季7月には、齊藤大将とのトレードで埼玉西武ライオンズへ移籍。加入当初は苦しんだが、8月に入り打撃の調子を徐々に上げてきている。持ち前の長打力を発揮し、打撃不振に嘆くチームの救世主になりたい。
ベースボールチャンネル編集部