「宇宙人」と呼ばれた元巨人投手 準備してないのに登板指令→四球→２軍降格となった事件を回顧
元巨人の井納翔一氏が２３日、高橋尚成氏のユーチューブに出演し、ＦＡ移籍からの２年間で１勝しか挙げられなかった苦悩の巨人時代を振り返った。 【写真】衝撃の４球降板 マウンドを降りる井納 不満顔の意味はどこに 井納氏は「（求められてたのが）高かったかどうかは分からないですけど、自分がハードルを高くしてた部分はありましたね」と語り、「焦ってフォームがガタガタなりましたね」と回顧した。 動画内では「井納の４球」と呼ばれる事件についても深掘りされた。とあるＤｅＮＡ戦のブルペンで、井納氏はパーカを着て椅子に腰かけ、その前では左右の中継ぎ投手が登板に備えて準備をしていた。ふとブルペンの電話が鳴ると、電話を取った投手コーチが「井納ですか？座ってますけど」と答えたが、既に原監督は球審に交代を告げるため、ベンチを出ていたのだという。 井納氏は「（肩が）冷えてるんですよ。慌てて肩を作ろうとして、ブルペンで３、４球投げてマウンド行ったら、ヤバイってなって。プロ野球で初めて左側に暴投投げて。４球投げてストレートのフォアボール出したら監督出てきて交代して。」と苦笑いで２軍降格となった当時を振り返った。 なぜ急遽登板になったかについて井納氏は「分からないです」と、いまだに真相はやぶの中のようだ。
