広島カープ 折り返し地点 投手・野手コーチに聞いた 森下暢仁は3者連続3球三振 阪神・才木と息詰まる投手戦 10回ウラには粘り見せるも…(7月2日)
石橋真 アナウンサー きょう(3日)は練習中、ずっと強い日差しが射していました。気温も湿度も高くなっているマツダスタジアム(広島市)です。お客さんもうちわを持ちながら汗をかきかき、タオルで額をぬぐいながら観戦を待っています。 【写真を見る】広島カープ 折り返し地点 投手・野手コーチに聞いた 森下暢仁は3者連続3球三振 阪神・才木と息詰まる投手戦 10回ウラには粘り見せるも…(7月2日) 青山高治 キャスター 石橋さんも一日でだいぶ日に焼けたような感じがします。 石橋真 アナウンサー それぐらいの暑さなんですよ。でもね、こちらに来ると、やっぱり開放感があるじゃないですか。選手に話を聞きますと、やっぱり「きょうの暑さはきついな。湿度も高いのはたいへんだな」って言いますけど、2日に比べてけっこう風が吹いているんです。「風がある分だけ、いくぶんしのぎやすいのかな」っていう話はしていました。 午後6時にプレーボールですが、まずは2日の試合を振り返ります。投手戦だったんです。 4位・阪神との3連戦。広島カープ、2日の先発は、前回、完封と猛打賞で大活躍の 森下暢仁 。対する阪神は、両リーグトップの8勝を挙げている天敵・才木浩人 。 才木が三者凡退の山を築けば、森下は5回、「ストライク・空振り・三振」。「空振り・ファウル・三振」。「ストライク・ストライク・三振」。史上20人目となる “3者連続3球三振” の記録を作ります。 8回には、2アウト・3塁・1塁の最大のピンチを迎えます。ここはライトフライで切り抜け、森下は8回を無失点、9つの三振を奪い、マウンドを降ります。 森下暢仁 8回 球数125 被安打4 奪三振9 失点0 スコアボードには「0」が並び、延長戦に突入しますが、10回にエラーからほころび、島内颯太郎 が連打を浴びるなど、3失点します。 しかし、ただでは負けないカープはそのウラ、堂林翔太 がフォアボール。秋山翔吾 はヒット。野間峻祥 もヒットで2アウト・満塁。一打逆転、劇的サヨナラを祈りましたが、勝利の女神は甘くはありませんでした。(広島 0ー3 阪神) 石橋真 アナウンサー 最終盤までもつれた試合。惜しくも敗れた広島カープは、きのうの借りをきょうはしっかり返したいゲームになります。きょうのゲームは、143試合で争うペナントレースの72試合目。ということは折り返し地点になるんです。