「木の香りがする」セブンーイレブンの木造店舗 国内1号店がオープンへ 内装を公開
RKB毎日放送
地元の木材を活用したセブンーイレブンの木造店舗が、全国で初めて福岡市に完成しました。29日のオープンを前に報道陣に公開されました。 【写真で見る】木造店舗 国内1号店「セブン-イレブン福岡ももち店」 ■福岡市早良区百道浜 RKB 堺記者「百道浜にできたセブンイレブンです。外装は、おなじみの3色ラインはなく、木材を使用した落ち着いたデザインです。そして中に入ると、、木の香りがします。柱や壁も木材を使用していて、温かみを感じます」 福岡市早良区に29日オープンする「セブン-イレブン福岡ももち店」 セブンーイレブン・ジャパンが新たに進める「地元の木材を活用した木造店舗」の国内1号店です。 外装や内装には、ふんだんに木材が使用され、従来の店舗とは趣が異なります。 実は、木材の使用は目に見える部分だけではありません。 セブンーイレブン・ジャパン 建設設備本部 阿久津知洋 本部長「見ての通り躯体部分の柱、梁、屋根はすべて木で作っています。お客様からは見えないところになりますけど、中身はこのようにすべて木でできているという状態ですね」 セブンーイレブンは8月20日、農林水産省と店舗建設で木材活用を促進する協定を締結。新規出店する際に各地域で調達した木材を積極的に使い、地域の活性化や脱炭素に貢献するとしていて、1号店の場合、使われた木材の4割が福岡市産です。 さらにこの店舗は、省エネ・創エネ・蓄エネの設備を備えるなど環境に配慮した造りになっていて、店舗運営時の電気使用量と二酸化炭素の排出量をおよそ半分に削減する見込みだということです。 セブンーイレブン・ジャパン 建設設備本部 阿久津知洋 本部長「ちょっと寄ってみて、少し気持ちが安らいだり、単に買い物するだけじゃなくて、そのお店で買い物することで環境の価値だったりとか感じてもらえるような店になればと思っています」 セブンーイレブンはこの1号店を旗艦店として、今後、全国で同様の地産地消による木造店舗の建設を進めていく方針です。
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