アーセナル、アルテタ監督に新契約を準備か…“長期政権”樹立でさらなる飛躍へ?
アーセナルがトップチームを率いるミケル・アルテタ監督に新契約を用意しているようだ。21日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。 現在42歳のアルテタ監督は2016年夏にアーセナルで現役生活を終え、すぐさまマンチェスター・シティのアシスタントコーチに就任。名将ジョゼップ・グアルディオラ監督の“右腕”として数々のタイトル獲得に貢献すると、2019年12月には成績不振で解任されたウナイ・エメリ監督(現:アストン・ヴィラ)の後任として古巣アーセナルへ復帰した。 初年度にFAカップを制覇すると、その後は苦戦を強いられながらも若手を積極的に起用し、着実にチームを強化。2022-23シーズンにはプレミアリーグを2位で終えて久々にチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得し、昨シーズンはクラブ史上最多の28勝を挙げ、マンチェスター・シティと最終節にまで及ぶ熾烈な優勝争いを繰り広げた。 現行契約が今シーズン終了後に満了となるアルテタ監督だが、アーセナルでの長期的な将来は確約されているようだ。報道によると、トップチームに再び競争力をもたらした若き指揮官に対し、クラブは新たな長期契約を準備しているとのこと。同監督はエドゥSD(スポーツディレクター)やオーナー陣と強固な信頼関係を構築しているため、契約延長に向けて正式な交渉などは必要とされていないようだ。クラブ幹部は、トップチームがアルテタ監督の指導の下、今後数シーズンでさらに大きな力を発揮すると確信しているという。 アーセン・ヴェンゲル政権末期から低迷が続いたものの、“元キャプテン”に率いられて華麗な復活を遂げたアーセナル。アルテタ監督との旅路は今後数年間に渡って続く可能性が極めて高いようだ。
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